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【弁護士内村和朝】〜財産開示手続き〜


先日、財産開示手続で東京地裁の民事執行センターに行ってきました。
以前にも財産開示手続の申立をしたことがありましたが、
実施決定が送達できない、債務者が出席しない等で奏功したことがありませんでした。

今回は、債務者から事前に財産目録の提出があり、期日にも出席がありましたので、
目的は達成できました。

東京地裁での期日なので、霞ヶ関であるもんだと思い込んでしまい、
品川駅で降りずに東京駅まで行ってしまいました。
財産開示手続の期日は目黒の執行センターでやるんですね。
途中で気づいて良かったです。

財産開示手続についていつも思うのは、日本の財産開示手続の実効性の乏しさです。
以前、海外で活躍されていた外国人弁護士に、諸外国の財産開示手続についてお聞きする機会がありましたが、
諸外国では開示を拒否したり、虚偽の陳述をしたりした場合には、
刑事罰を科すという法制が多いようです。

日本の現状の制度は、不出頭や宣誓拒絶に対して30万円までの過料を科すというものですが、
刑事罰とは異なりますし、債務者の財産の不開示を抑制することはできても、財産を強制的に
開示させる効果はないと言えます。
日本も諸外国に倣い財産開示に強制力をもたせるべきでしょう(法改正すべきです)。

at 17:26, 四条法律事務所, 弁護士 内村 和朝の日記

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